2006年 日本代表基本システム 4-2-2-2 ワールドカップドイツ大会

ジーコが日本代表において採用してきた4-2-2-2システムです。3-4-1-2と併用されており、ワールドカップ初戦を3-4-1-2で挑んで敗れたあとは、4-2-2-2に戻しました。当時、ジーコ監督が就任したときには、大変な支持を得ていましたが、チーム構築手腕においては経験不足であったと言わざるを得ないでしょう。

黄金のカルテット

ジーコ就任時は、中盤の4人に中田、中村、稲本、小野を起用した構成で、当時の日本のスター選手を並べただけの起用だったとも言えます。黄金のカルテットとも揶揄されましたが、実績は残せませんでした。 この4-2-2-2システムは、アジア予選で攻撃的に戦う際に採用されたフォーメーションです。いわゆる格下相手には十分に戦うことができたと言えます。一方で、守備時の決まりごとが選手任せになっていたり、チーム戦術が浸透していなかったりなど、日本の組織的サッカーを満足に実践することができませんでした。

攻撃的サイドバックの三都主アレサンドロ

トルシエ監督のときから代表入りしていた三都主を生かすべく、3-5-2のときは左ウィングバック、4-4-2のときは左サイドバックに起用されていました。その攻撃的な姿勢ゆえに、三都主の左サイドバックは日本の穴とまで言われていました。 実際に三都主の攻撃参加は日本の武器の一つでありましたし、そのスピードは日本人離れしていました。守備的サイドバックとして服部が起用されることもありましたが、三都主の長所を生かす形でチームが構築されました。 4-4-2における三都主は、確かに守備時には不安定であり、三都主の適正ポジションはウィング、あるいはウィングバックであると言えるでしょう。

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